カテゴリ: セキュアなアーキテクチャの設計 トピック: IAMポリシー・ロール・SCP・マルチアカウント 実務シナリオ: 組織は AWS Organizations を利用して複数アカウントのセキュリティガバナンスを運用している。Security アカウントは全アカウントの監査情報(CloudTrail のログと監査用リソース)へ読み取りアクセスを持ちつつ、IAM の作成・削除・ロールのアタッチ/デタッチなどの権限昇格を厳格に禁止したい。最小権限の原則を満たしつつ、マルチアカウント間のアクセス境界を確実に設ける設計として最も適切なのはどれか。
🎯正解の決め手・公式要点まとめ
AWS Organizations環境におけるマルチアカウントの監査設計では、各メンバーアカウントに監査用ロール(IAM Role)を作成し、Securityアカウントの特定のロールからのみ sts:AssumeRole(クロスアカウントアクセス)を許可する構成がベストプラクティスです。これにより、監査権限をアカウントごとに分離しつつ、Securityアカウントからの一元的なアクセスが可能になります。また、IAMの作成・削除やポリシーのアタッチといった権限昇格につながる操作を確実に禁止するためには、組織(Organizations)のルートまたはOUに対してSCP(サービスコントロールポリシー)を適用し、対象操作を明示的に拒否(Deny)することが最も効果的です。SCPはメンバーアカウントのルートユーザーを含むすべてのユーザー・ロールに適用されるため、強力なガードレールとして機能します。
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